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【Cry*6】6-5、想望の姉

2017.11.09 00:00|【Cry*6小説】第6章
「不貞腐れている」


6-5、想望の姉

「ユーファはもうお仕事に戻っちゃうの?」
 穏やかな朝食時、ミルクたっぷりの紅茶を飲みながら、レイリアがユーファを見た。
 あれから数日。寝室に籠りっきりだったユーファは、ここ半月で落ちた体力を戻すことに励んでいた。宮殿のテラスに出ることに始まり、テラスから庭に降りるようになる。
 リルだけでなく、皆がユーファの傍に寄り添って過ごす。レイリアは珍しく、モニカやリルの手伝いをしていた。
 レイリアはユーファの現状をリルとルアトから聞いたが、変わらずユーファと接していた。彼女にしてはスキンシップが少なく、離れた場所からユーファを見ていることが多かった。
 皆、ユーファから詳しい話はされていないままだが、彼女の様子が落ち着いているので、黎明の神官やファルセーダの話題には触れずに接している。
「ええ、早く神殿に行きたい。皆に迷惑かけたから、早くお詫びをしたいの」
 ユーファの宮殿の食堂で、朝食を皆で囲む。ユーファの話を聞きながら、モニカは嬉しそうに給仕する。
 髪を見られたくないユーファの傍にいる星の乙女は、未だにモニカだけだった。
「ねぇ、リルにお願いがあるの」
 カトラリーを置き、姿勢を正したユーファが、静かにリルを見つめた。
「え、えっ、なに?」
 改まったユーファにリルが緊張し、フォークを取り落としそうになる。
「あの、また、辛くなったら……あの……」
 言いにくそうに俯くユーファを見て、リルは微笑んだ。
「私も心配だから、ユーファの傍にいるよ」
 リルの返事に安堵するユーファ。カイトは表情を緩め、ルアトはそっとリルを見る。

 しかし、その日ユーファは決心がつかず、宮殿から出なかった。その代わり、宮殿の中に星の乙女を数名呼んだ。久しぶりに巫女の姿を見た星の乙女たちは、安堵して涙を浮かべていた。ユーファは笑顔で星の乙女たちを抱きしめて安心させる。
 現在の状況を聞き、指示を出すユーファ。役人には謝罪の手紙、書類をしたため、今後の予定を検討する。ユーファの指示に、星の乙女たちも書類を手に元気に動き回っていた。
「ユーファ頑張っているね」
「そうだな。しかしあのフード姿でいいのか?」
 カイトが呆れた様子で呟くのを聞き、リルとルアトは苦笑いを浮かべた。相変わらずユーファはフードを被っていたが、その姿でも乙女たちは気にしていない様子だ。むしろユーファの宮殿にいるリルたちの方が気になるようで、ちらちらとこちらを見ている。
 ユーファの仕事の邪魔にならないようにと、テラスにいた三人。リル、そしてルアトとカイトは昨晩と今朝の責任と詫び……ではないが、ユーファの仕事に付き合っていた。ルアトは闇の魔術書を読みながらたまにカイトに質問する。カイトはユーファからもらった月の都の地図を眺めていた。ロニーとレイリアはモニカと共に宮殿を出ている。
「ユーファは髪のことまで気が回っていないんだね」
 書類に目を通し、忙しそうに話すユーファ。その姿を見ながらリルが目を細める。

 モニカと共にレイリアが星の乙女の服を着て戻った。皆の前でくるりと回って見せる。
「見てみてぇ! 星の乙女~」
「レイリアとっても素敵」
「馬子にも衣裳だな」
「カイトぉ、褒めるべき時は褒めた方がいいのよ? とっても素敵だって言ってくれていいんだからぁ」
 モニカは優しく微笑んでいる。カイトと言い合いをするレイリアを見て笑顔のリルとユーファ。ルアトは皆の様子を眺めていた。
 笑顔のユーファが手をポンと叩いた。
「そうだ、リルも星の乙女の服を着てみたらいいのよ!」
「でも、私、星の乙女のお洋服なんて……」
 突然のことに顔を赤くしてユーファから逃げようとするリル。後退りするリルの腕を、ユーファががっちりと捕まえる。
「私の着ていた露出の多い服と、星の乙女の服だったらどっちがいい? ねぇ、どっち?」
「えええ……どっちも……」
 リルの背後からレイリアがしがみつく。
「逃がさないわよぉ。リルも着せ替えしましょうよ。ね? ね!」
 レイリアとユーファにつかまってリルがあたふたする。カイトは笑顔のまま、上着を羽織って宮殿を出た。傷を癒すために来たのだから、形だけでも湯治に出掛けねばならない。ロニーが馬を準備している。
 皆の様子をぼうっと眺めていたルアトは、目を臥せて、静かに部屋を出た。

 ――翌日。
 今日こそ巫女の装束に着替え、神殿の皆に逢いに行きたいと話していたユーファだったが、フードを被った姿で居間でしゃがみ込んでいた。
「ダメだわ……無理。いけない……」
「ユーファ様?」
 モニカが青ざめてユーファに駆け寄った。居間で思い思いに過ごしていた皆は、一斉にユーファを見た。レイリアがぴょこりと立ち上がる。
「どうしたの? 早くお仕事済ませて私たちとゆっくり過ごしてくれるんでしょう? ユーファは私たちと遊びたくないの?」
 蹲ったままのユーファに、仁王立ちのレイリアが頬を膨らませた。容赦がない。
「そりゃあ遊びたいわよ……それより、それより、髪をどうしよう……」
「今頃それ?」
 皆が心の中で思っていたことを、レイリアが厳しく言い放つ。ユーファは頬を膨らませ、横を向いた。
「今頃で悪かったわね。……だって、ようやく落ち着いて、いろいろなことを考えられるようになったのよ」
 フードを被った姿では、巫女として仕事は出来ない。
「じゃあ、仕方ないじゃない。もう全面的にサボっちゃいましょ」
 レイリアのぞんざいな物言いに、ユーファはいじけた様に床で膝を抱えて丸くなっている。
「他国の方もいらっしゃってるのに、動けるのにサボっていられない。でも、謁見するのにこの髪じゃまずい……。長さもだけど色が……。眼の色は目立たないけれど」
 半月、宮殿に籠っていたユーファ。リルが傍にいることで光の呪いが安定し、精神の安定を手に入れた。他のことを考える余裕が出来た。
 巫女に会うために、クレプスクロム王国の周辺の国々の人も訪れている。彼等は巫女が病に倒れたという話を信じ、月の都に滞在したまま、巫女の回復を願いつつ待っているという。昨日、星の乙女から報告を受けたユーファは、出来るなら早く会って詫びたいと話していた。
 瞳の色も変わっているらしいが、以前のユーファを知らないリルたちには判らない。皆の様子を眺めていたルアトがボソッと言った。
「髪が問題ならさ、かつらをかぶればいいんじゃないかな」
 レイリアが手を合わせ、目を輝かせた。
「そうね! 前のユーファの髪に似たものをモニモニに探しに行ってもらえばいいじゃない」
 ユーファの後ろに控えたモニカが反応する。フードを深く被ったままのユーファが項垂れた。
「モニカ一人ってわけには……それに」
 他の人には知られたくないから付いて行ってほしくない。
 その様子を見て、ルアトが立ち上がった。リルが不思議そうにルアトを見上げる。
「俺とレイリアがいけばいいと思う。レイリアなら詳しいよね」
「もちろん♪ 行くわ行く! んじゃ、ロニーも一緒に行こ、ね?」
 ドアの傍でぼうっと立っていたロニーは、突然話を振られて狼狽える。
「俺ですか? 俺が皆さんと一緒には……」
 顔を赤くしながらモニカをちらちらとみている。腕を組んだレイリアが、カイトに目で合図をする。ソファに座りながら皆の様子を見ていたカイトは、小さな溜め息を吐いた後で、穏やかな口調でロニーに話しかける。
「女性を護るのも大切な仕事の一つだ。ロニー、頼む」
 カイトに頼まれたロニーは目を輝かせて返事をする。モニカがロニーの横顔をおずおずと見つめる姿に、レイリアがにやりとした。

 留守番になったリルは不機嫌だった。カイトが座る椅子の背もたれにしがみつき、唇を尖らせている。
「どうしてロニーを行かせたの?」
 ロニーではなく自分が行きたかった、と言わんばかりに。魔術書を眺めながら、カイトは気付いていない素振りで話す。
「ロニーはモニカを好いているようだ。レイリアが二人をくっつけたくて仕方ないらしい。……リルも行きたかったか?」
「――別に」
 カイトはリルの不貞腐れた顔を見たが、何も言わずにいてあげる。無表情を装ったが、口元が笑ってしまった。
(本当にわかりやすいな……)
 カイトに何か言ってもらいたいのか、リルはずっと背もたれを揺らしている。以前なら、自分の傍に来ることはなく、不機嫌な顔を見せることすらしなかったろう。リルの変化をカイトは嬉しく思った。
「騎士さん、何かいいことあったの?」
「……いや」
 茶器を運んできたユーファに声を掛けられて、カイトは慌てて口元を引き締めた。
 ユーファの宮殿には寝室、応接室、客間などのほかに台所があった。食事は侍女たちが運んでくるが、簡単な調理なら出来るようで、ユーファは自分で湯を沸かしていた。
「ごめんなさい! お茶なら私が」
「いいのいいの、私も星の乙女だったんだから、これくらいやるわ」
 お茶の準備をするユーファにリルが慌てたが、ユーファはニッコリ笑って落ち着かせる。テーブルへ来ると手際よくポットのハーブティーをカップに注ぐ。
「モニカはたぶん次の巫女よ。まぁ、恋愛は多めに見るけれど、体の関係になるのは問題かしらねぇ」
 ロニーもモニカも、レイリアが期待するほど近付くとは思えない。
「体の関係があったら巫女の資格はどうなる?」
 単刀直入にカイトが訊く後ろで、リルが硬直する。カップを手にしたユーファも素っ気なく答える。
「あってもなくならないわ。巫女でなくなるような心持でなくなったら資格は無くなるわ。よその王様やら騎士様と恋仲になった巫女は大勢いたし。皆がみんな、処女でもないのよねぇー」
 二人のカップも配り終わり、自分の席で背伸びしながら首を左右に曲げるユーファ。そのままの姿勢でリルを見つめる。
「ん? リル、どうしたの?」
 頬を赤らめるリルを、ユーファが首を傾げたまま不思議そうに見ていた。慌ててリルが首を振った。カイトは目線を上げたが、すぐに手元の本に視線を戻した。
「その本って魔術書なの?」
 ユーファはカイトやリル、ルアトが熱心に読んでいる魔術書が気になっていた。カイトがユーファに本を差し出す。
「闇の魔術書だ。リルの祖母のベアトリス様が残したものだ」
 本を受け取り、ページをパラパラをめくるユーファ。
「手書きなのね。でも……全く読めないわ」
「サインをすると読めるようになります」
「不思議な仕掛けをしているのね。編纂したのはおばあさま?」
 リルがペンとインクをユーファの元へと運ぶ。本にサインをしたユーファが、ページをめくりながら顔を上げると、リルは首を横に振った。
「おばあちゃんの字ではないんです。でも所々に書かれている落書きはおばあちゃんの字です……」
 魔術書の後ろのページ三分の二ほどは白紙のまま何も記されていなかった。背表紙だけではなく、その白紙のページにもベアトリスの落書きが所々にあった。
「"星がキラキラ"とか"夜でぐるっと"とか。"水がとても暗い"……意味があるのかしら?」
「謎かけみたいだけれど、判らないままで。でも"美味しい肉食べたい"っていうのは……」
 三人は顔を見合わせて苦笑する。
「ベアトリス様の心の叫びだろうな」
「おばあさまは肉を食べたかったんだろうねえ」

 皆が買い物から帰り、女性陣はユーファの寝室へと集った。リルとレイリアが見守る中、モニカがユーファにかつらをかぶせて準備をする。その間、鏡台の鏡の前でユーファは目を閉じたままだった。
「終わりました、ユーファ様」
 モニカの声で、きつく瞼を閉じていたユーファがゆっくりと目を開け、鏡台の鏡の中の、自分を見た。
「長い髪は編んで飾りのようにしています。いかがですか?」
 耳元の長かった髪を、三つ編みにして髪飾りのように頭の上に渡していた。
「ありがとう、モニカ。前の私に近付いた気がするわ」
 モニカが笑顔で礼をする。ユーファの落ち着く様子を確認したリルもモニカと共に部屋を出た。リルはカイトやルアトと共に神殿へ向かうことになっていた。
 ユーファはかつらを撫でながら、角度を変えて鏡を見ては、髪型を確認した。
「前のユーファはこんな感じなの?」
 レイリアがユーファの後ろに立つ。
「そうね。髪の色はこんな感じ。髪質は……うーん、どうだろ」
 似ているが、月の巫女の髪ではない。ヴェールを被って誤魔化すしかないだろう。
「これが王様が恋したユーファの姿なのねぇ~」
 鏡の奥でレイリアが両手を合わせてうっとりしている。
(……)
 その様子を見て、ユーファは気になっていたことを訊いた。
「レイリアは、エドヴァルド様が怖くないの?」
 鏡の中のレイリアは目をしばたたかせて、不安そうなユーファを見た。
「以前とは雰囲気が変わったけれど、怖くない。とても優しいわ。私を見て、私の話をちゃんと聞いてくれるもの。話を聞いてくれる人は、どんな人でも怖くない」
「そう……そういう方なのね」
 ユーファがそっと目を臥せる。
「ねぇ、そろそろ王様の贈り物を見てよ。ユーファが見てくれないとロニーと私の首が飛ぶのよ」
 ロニーが王から託された布はともかく、持ってきた長い箱は開ける以前に触れてすらいない。ユーファの寝室の床に置かれたままだ。頬を膨らますレイリアに、箱に視線を向けながら「はいはい」と適当に頷くユーファ。
「そのうち開けるわ。……でも本当には飛ばないでしょう?」
「飛ぶわよぅ。エドヴァルド様だったら、笑顔で私たちの首を刎ねるに決まっているわ」
 恐ろしいことを笑顔で話すレイリアに、ユーファの顔が引きつる。
「本当に優しいの? 怖いんだけれど」
「やらなきゃいけないことがあるからよ。本当は繊細な方だと思うわ」
 そっと近付き、レイリアはユーファの肩に手を置いた。
「ユーファって素敵」
 囁くと同時に、レイリアはユーファのドレスの肩紐をずらして落とし、するりと肩を撫でた。肩、ドレスの上から胸、腰へと手を滑らせる。突然のことにユーファの頭が真っ白になる。
「っ……や、やめて……」
 危機を感じたユーファが逃げようとするが、レイリアが背後から強く抱きしめて椅子から動けなかった。
「レ、レイリア? ど、どうしたの……と、突然何よ?」
「ユーファは強くて、たまに可愛くて、とても素敵だわ。包容力もあるし、頼りになる。スタイルもいいし、声も優しい……。私のお姉さまになって欲しいの……」
 うっとりするレイリア。その眼差しと言葉にユーファの体は硬直する。
「はい? ……レイリア、何を言ってるの? ちょ、ちょっと離れて? お願いよ……」
 上擦って上手く声が出ない。顔面蒼白になるユーファに対し、レイリアは頬を紅潮させ、熱い眼差しで鏡に映ったユーファを見つめる。
「甘えていい?」
「こ、困るわ。私は、呪いに負けてファルセーダになった弱い人間なのよ。全然頼りになんてならないわ」
「弱くないわ。ファルセーダだっていいじゃない。髪の色も似合っていて素敵よ。初めて会ったあの時、ユーファ、あんなに格好良くて素敵だったもの……」
 レイリアには初対面の印象が強いようだ。呪いに負けた自分を隠そうとして、箔を付けようとあの姿をしたのだが、かえって仇となってしまった。痺れる頭で後悔するユーファは、愛撫しようと伸ばしてくるレイリアの手を必死で掴み、止めている。
「私、湖の神殿で一番年下だったの。周りが年上の人ばかりで、皆に優しくしてもらっていたと思うの。リルにお願いしたら純真だから泣いちゃうでしょう? リルはまだ男の人との経験もないし。ユーファなら経験も豊富だろうし、私のこと、優しくしてくれそうかなって」
「ま、待ってよ。私だって、私だって経験なんて、ないわよ。わ、私だって、純真だわ……」
「そぉお? 神官様だっていたでしょう? お付き合いしていたんでしょう?」
「あの方は憧れで、傍にいるだけで幸せだったから……だから……」
 俯いて次第に声が小さくなっていくユーファ。鏡の中のレイリアはユーファを注意深く見つめていた。
「まさか、片思い?」
「そうよ」
「ずっと?」
「ずっと。何年もよ」
 頬を赤くしつつも正直に答えるユーファ。その様子にレイリアが黙り込んだ。
「モニモニがいるじゃないの。淋しい夜には可愛がってあげているんでしょう?」
 鏡に映った自分を見つめる鏡の中のレイリアの瞳が輝いている。その様子に、ユーファは小さく溜め息を吐いた。
「何を言っているの? 可愛がるって言ったって、普通に面倒を見ているだけよ?」
「えええ、だって姉妹でしょう?」
「あなたの姉妹はどんな関係のことを言うの? 年上は年下の面倒を見るものだし、可愛がるのは普通のことでしょう?」
「……なぁんだ、つまらない」
 期待していたものと違うことにレイリアはあからさまに落胆した。そこでようやくユーファを離した。ユーファは慌ててはだけた胸元を押さえる。貞操の危機すら感じて震え、足は萎えて動けなかった。
「レイリアは私をなんだと思っていたのよ」
 睨んで振り返るユーファに、レイリアは口笛をふいてごまかす。
「……女の子大好きなのかと思っただけよぉ」
「あのね……レイリアはどうして女の人がいいの?」 
「女の人の方が楽そう。男の人は面倒だわ」
 楽そうだという理由で、自分が襲われかけたというのが納得いかない。が、ユーファは文句を言わずに、レイリアに訊いた。
「ルアトやカイトはどうなの? 二人は面倒見がよさそうじゃないの」
「あの二人はねぇ……面倒見はいい方かしら。でも、ルアトは……怖い。性格が、っていうんじゃないんだけど、ちょっと。カイトはリルのことが大好きでしょう。邪魔しちゃ悪いじゃない。カイトを悲しませたら王様に殺されちゃうから、うっかりなことはできないわ」
 カイトはリルに触れるのすら躊躇う様子だった。彼にとって大事な存在なのだろうことは、見ているだけですぐに判ったが、寄り添うルアトとリルの関係もまた気になっていた。部屋で二人が手を繋いでいるのも見かけていた。手を繋ぐことで呪いを弱めていたのだろう。彼らのことはおいおい判ってくるだろうか。
 ユーファは不満そうなレイリアを見つめる。
「レイリアは、本当に人を好きになったことないんでしょう。面倒だって一緒にいたくなる人は現れる。その時にはあなたも変わると思うわ。レイリアをしっかりと見てくれる人がいつか現れるわ。あなたのその性格を叱ってくれる人がいいかもしれないわね」
 穏やかに語るユーファの顔を見て、レイリアが苦笑した。
「誉めてくれなきゃ嫌よ。叱られるのは勘弁だわ」
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コメント

No title

こんばんは。星の乙女の衣装にノリノリなレイリアちゃんに対し
着てみたら、と言われて赤くなるリルちゃんが対照的で、二人共
それぞれの可愛い姿が目に浮かびます♪カットの口をとがらせる
リルちゃんは なんだか新鮮で、いつもの美人可愛い感じとはまた
一味違う、オチャメな可愛さを感じました!またリルちゃんの
おばあさまの「美味しい肉食べたい」に笑っちゃいましたね。
そしてレイリアちゃぁぁぁん!?ユーファさんが羨ましくなっちゃう
攻めっぷりにドキドキです…!ユーファさんは大人っぽい印象でしたが
片思いだったのですね。面倒でも一緒にいたくなる人…
いつかレイリアちゃんも、出会えますように…!

先日は丁寧なコメント、そして企画で素敵に描いてくださり、誠に
ありがとうございました☆とても楽しんて描いて頂けた事、改めて
嬉しいです!蓮は複雑な子でイメージを掴むまでなかなか大変だった
と思いますが、昂が相手だと怒っちゃうかも&椿が相手だとどうなるやら…
謎も多いので、誰と話しているのか解らない感じがミステリアスな
魅力を感じます! 碧は礼儀正しく可愛くふわふわ~で癒し系に描いて
頂け、頭なでなでしたくなりました♪最高と言って頂けた事も嬉しいです!

竜は表情も髪型も難しかったのですよね…!自分の物語にも触れて
頂け、じっくり描いてくださって…桃をからかって、ちょっとだけ
笑みを浮かべてる姿に、見守るこちらの心も温かくなりました!
竜が誰とも連絡先を交換していないのは、やはり意外なのですね!
ゲームとリアルでは色々違う…もしかしたら現実の竜はこんな子では
ないのかも…?と言っておいて、まんま竜かもしれませんが(笑)
これからどうなっていくのか、また、リアルで携帯電話で会話する
あの子達も気になっちゃって頂け嬉しいです☆こちらこそ今後も
よろしくお願いしますね!では読んでくださりありがとでした!

風月時雨さん

コメントありがとうございます(*´ω`*)

レイリアだったらリルの服を脱がせているかもしれないです(笑)
早々にカイトが立ち去って良かったかもしれません(笑)
最初はあんなにカイトに怯えていたリルですが、カイトにだけはムッとしたり悪態をつくことが多いんです(笑)
絵にしたら……と思ったら一人だけギャグ絵になって思ったのと違う雰囲気になってしまいました(;´∀`)
(もっと少女漫画風に頬を赤らめて怒るっていう絵にしたかった……(´;ω;`))

ユーファの設定は初期とだいぶ変わっています。姉後肌の気さくな(がさつな)巫女だったのが、一途に片想いをする女の子になってしまいました(;´∀`)何年片想いしているか、ちゃんと数えないといけません(゚Д゚;)

レイリアは一緒にいて、楽できて、優しくしてくれる年上の女性に憧れています。
レイリアはお世話するのは面倒なので男の人は嫌だと言っていますが、それを覆すような男性が出てくればいいのですが……
お世話したくないので王様に甘えても、王様の妾や侍女にはなりたくない、そんな子です(笑)
王様もレイリアは幼馴染扱いで、なにかよからぬことを共謀する相手……と思っています(笑)

先日はブログで紹介ありがとうございます。
バトキャラ、二つの世界を物語にするのは大変だと思いながら読ませていただいております。
二つの世界で性格も見た目も違っている登場人物たちの魅力を損ねることなく動かしているのはすごいなと思います。
(私なんて一つの世界で大ポカしてばかりです……)
銀髪好きもあって蓮君贔屓しちゃっています(*´v`)
でも碧君、竜君も素敵だし、可愛いしで、他の子たちも女の子も可愛いし、いつかまた描かせてほしいなぁ(*´ω`*)と思います……!
記念日縛りしないで書いた方が良かったと企画を始めてから後悔しました(;´ヮ`)
オリキャラさんたちを楽しく描かせていただいて本当に嬉しかったです。
本当にありがとうございました(*´ω`*)
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11 | 2018/12 | 01
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プロフィール

清水結衣

Author:清水結衣
いつもご訪問いただきありがとうございます。

オリジナル中心でお絵かき。たまに版権絵。
そしてぼちぼち文章を。
プロフ画は笹間シムロさんに描いていただきました
ありがとうございます(*´ω`*)

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